皆様が観光地や出張先などでお店を探す時、Google検索エンジンを使った経験がおありかと思います。たとえば「近くのお蕎麦屋」というキーワードでお店を探したとき、次のような表示がされていることに気づいた人もたくさんいると思います。
PC検索
スマホ検索
ふたつの画像は、PC画面とスマホ画面で表示された画面です。
検索結果の画面にはお店の一覧が掲載されていて、それぞれのお店をクリックすると住所、電話番号、メニュー、営業時間が記載されています。
さらにお店によっては店内やスタッフの写真、新商品や新サービス、特典やクーポンまで詳しく紹介しているお店まであります。
実はPC、スマホの両方で表示されているお店情報は、Googleマップの情報が掲載されます。
そして前回でも説明したとおり、PCとスマホの両方で、検索結果の上位にGoogleマップの情報が表示されるようになりました。
ネットを活用されている店舗運営者なら、検索エンジンの上位に表示されることの重要性はもうおわかりと思いますが、さらにGoogleマップのアプリを使ってお店を探すユーザーが近年急増しています。
ただアプリと聞いても、ピンとこない店舗運営者もおられると思います。
ユーザーは当たり前のように活用しているけれども、店舗運営者がこの事実を理解していないことが意外に多いのです。
さすがにスマートフォンを活用しているユーザーが急増していることは、理解されているでしょう。しかしアプリとスマートフォンが、どのように関連しているのかがイメージできないと、Googleマップの重要性が理解できないと思うのです。
そこで 2013年から2018年までの6年間における、スマホアプリの利用者動向を見てみましょう。 次の図がスマホアプリの利用者動向です。
※ モバイルマーケティング研究所調べ
まずは2018年度を確認すると、第一位がLINEです。そして第二位がなんとGoogleマップです。さらにGoogleマップより下の順位を見ますとYouTube、Yahoo JAPAN、Twitter、Facebook など、誰もが一度は耳にしたことのあるアプリばかりです。
YouTubeやTwitter、Facebookは、皆様が日常でよく使われているアプリです。しかしこれらのアプリ以上に、多く使われているのがGoogleマップです。
さらにGoogleマップの利用者は、データの通り、年々急増しているのです。
ここで2018年度における、利用者数の上位ランキングを整理してみました。
- 2013年:1,577万人
- 2014年:2,058万人
- 2015年:2,351万人
- 2016年:2,710万人
- 2017年:3,299万人
- 2018年:3.936万人
2018年度のGoogleの利用者数は3936万人となり、4000万人に迫る勢いです。
もはや、Googleマップを知らないでは済まされない状況ですね。
しかしGoogleマップの重要性がここまで増しているにもかかわらず、Googleマップを上手に活用している店舗はまだまだ少ないのが現状です。
そのため今から正しい対策をはじめた店舗が、大きなチャンスをつかむことになるのです。