治療院のYahoo!広告審査について

治療院業界において、Yahoo!広告の審査になかなか合格せずに、お困りの先生もいるのではないでしょうか。
Yahoo!広告の審査基準は、年々、厳しくなっており、特に誇大広告や医療ワードで接触し、掲載停止となったケースが多く伺えます。特に医療ワードについては、「診察」「患者」「治療」「当院」など、治療院で普通に使用しているワードが、原則、使用できません。

そこでYahoo!広告において、禁止となっている具体的ワード(表現)を紹介いたします。

禁止ワード(表現)の事例

①誇大表現ワード

ワード:世界一、日本一、地域一、No.1、世界的、最高など
例文:世界一の先生、No.1の腕、最高の施術など

②医療機関と誤認させるワード

ワード:当院、診療所、病院、クリニック、医院、治療所など

③医師と誤認させるワード

ワード:医師、ドクター、担当医など

③医療行為に該当するワード

ワード:治療、治る、治療院、患者、診察、診療、薬の処方、当院、院内、休診、診る、初診、触診、診断など

修正例
■治療→施術
■患者→お客様、施術者、ご利用者
■診療時間、診察時間→営業時間、受付時間
■治る→良くなる、改善する
■診察→見る、カウンセリング、検査 

※「〇〇治療院」のように、店舗の名称に「治療」が含まれる場合には、使用可です。

「疾病、症状が治る」と断定する表現

表現例:必ず治ります、完治する、痛みが完全に解消する、絶対に改善しますなど
「完全」「絶対」など断定する表現はNGとなります。

「○○病」「○○障害」のような疾患名

更年期障害、気管支喘息、生活習慣病、パニック障害などのような疾患名は使用できません。

※疾患名は原則、ホームページ上でも使用できないことになっています。しかし、ホームページ上に疾患名が記載されていても、広告文への表記がなければ、広告審査が通過することもありますが、基本的には、疾患名のホームページ上への記載は望ましい形ではありません。

まとめ

医療ワードの使用は、広告文はもちろん、ホームページ上においても使用禁止となっております。本記事では掲載不可となる代表的な事例を紹介しました。

本記事で紹介した事例以外にも規制はありますが、治療院におけるYahoo!広告のガイドラインは下記に掲載されています。まだ一度も見たことがない場合には、目を通しておくとよいでしょう。

ヤフー広告 医療機関における広告掲載基準
第5章 業種、商品、サービスごとの掲載基準があるもの 15項目 あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復

第5章 業種、商品、サービスごとの掲載基準があるもの
16項目 整体、気功、アロマテラピー、カイロプラクティックなどの民間療法

【ヤフー広告スタッフブログ】審査に抵触する表現は? <医業類似行為>