前回、ホームページリニューアル後に予約(申し込み)が激減する主な理由のリストを紹介しました。

リニューアル後に予約(申し込み)が激減する主な理由


  1. ホームページアドレス(url)を変更した際に、転送設定(リダイレクト)を行っていなかった
  2. タイトルタグの大幅変更、または重複タイトルの多用
  3. 致命的なリンク切れ、リンクエラーがあった
  4. 予約(申し込み)がわかりにくくなっていた
  5. ユーザーの知りたい内容(情報)にたどり着けず、迷いやすい構成になっていた
  6. 以前のホームページurlが、検索エンジン上に存在していた
  7. ページ数が大幅に減っていた
  8. 貴重な記事を削除していた。又は内容が悪くなった
  9. クロール停止設定が解除されていなかった
  10. プロトコルの変更(例 http→https)をしたが、転送設定をしなかった
  11. サブドメインの変更をしたが、転送設定をなかった
    (例 https://xxxyyy.com→https://www.xxxyyy.com)
  12. ホームページの読込速度が遅くなった

今回は一つ目の項目、転送(リダイレクト)について説明します。
リダイレクトとは、ホームページを新しいドメインに変更したとき、以前のホームページアドレスを新しいアドレスへ自動転送する設定をいいます。

例えば、リニューアル前とリニューアル後のホームページアドレスを次のとおりにしたとします。


■リニューアル前のurl
 https://xxxyyy.com
■リニューアル後のurl
 https://xxxzzz.com


もしリダイレクトを行っていないと、「https://xxxyyy.com」をクリックしたとき、ホームページが存在しないことになります。

そこでリダイレクトを行うと、「https://xxxyyy.com」をクリックしたら、リニューアル後の「https://xxxzzz.com」へ自動で移動するようになります。

リダイレクトの必要性その1 – 利便性

リダイレクトは、二つの面で必要になります。一つは利便性です。

以前からのお客様や見込み客が、スマホやパソコンで、あなたのホームページをブックマークしていたとします。

もし、リダイレクトを設定していない場合、どのようなことが起きるでしょうか。

ホームページがリニューアルされた後、お客様や見込み客がブックマークからあなたのホームページにアクセスしても、ホームページは「存在していないURL」ことになります。

こうなると、お客様にとって不便なホームページとなり、最悪、サービスが終了したと勘違いされ、二度と訪問しなくなることさえあります。

リダイレクトの必要性その2 – SEO対策

二つ目は、SEO対策の面です。

リダイレクトを行うことで、以前のホームページの検索エンジン上の強さを引き継ぐことができます。

検索エンジン上では、ドメイン(url)が変わると、まったく別のサイトして認識されます。

特に新しく取得したurlは、検索エンジン上の評価はないに等しいです。

同じURLが長く使われていると、過剰なseo対策などをしていなければ、検索エンジンの評価は高まっていきます。

例をあげれば、何十年も運営している会社と創業したばかりの会社では、銀行が融資する際の評価は、大きな差があります。

創業仕立ての会社には、銀行の評価は非常に厳しいですが、何十年も運営している会社なら融資は通りやすいです。ドメインの評価も、この事例と似ています。

もし、リダイレクトを行なわず、新しいurlでリニューアルした場合、あなたのホームページは創業したばかりの会社と同じ状態で、検索エンジンからまったく評価されていません。

当然、これまで検索上位に表示されていたページが、検索エンジンに表示されなくなるのです。

そこで、以前のドメインの強さを引き継ぐために、リダイレクトを行う必要があります。

特にリニューアル後にアクセスが急減している場合、まずはリダイレクト設定が行われているかを確認してみましょう。

各ページごとにリダイレクトを行う

また、ドメインを変えずにリニューアルしても、新しいページ(url)が作られた場合、検索エンジン上は、新しくできたページと認識されます。

リニューアル前のurl
https://xxxyyy.com/p1.html
リニューアル後のurl
https://xxxyyy.com/p2.html

この場合でも、リダイレクト設定を行わないと、SEO上の強さを引き継ぐことはできません。

各ページのurlを変えた場合にも、ページ毎にリダイレクトを行う必要があります。

ちなみにホームページをリニューアルする際には、ドメインだけでなく各ページのURLを変更せず、同じに揃えるのが理想と言えます。