リニューアル後、申し込みが激減することは珍しくない!?

ホームページが古くなったため、ホームページ業者に依頼して、リニューアルをしてみた。
以前よりもホームページのデザインがきれいになり、「これで予約が増える」と期待していた。

しかし、いざ新しいホームページを公開したところ、予約や申し込みが急に減ってしまった……。

このような苦しい経験をした人は、意外に多くいることと思います。
なぜなら、このようなケースで私のところに相談された人が、過去に何人もいたからです。

ホームページをリニューアルした業者や知り合いの業者に、対策をお願いしても一向に改善せず、困り果てて、私のところにたどり着いたという経緯が大半でした。

お客様が来ない状態が長く続くと、待ち受けているのは倒産ですから、ノイローゼや不眠症に陥ることさえあります。まさに予約(申し込み)が激減することは、治療院や店舗を運営する立場の人にとっては、まさに死活問題なのです。

そこで、ホームページリニューアル後の急な予約激減に対して、「元の状態まで予約が回復した」、あるいは「以前よりも申し込みが増えた」という実例を紹介していきます。

リニューアル後に申し込みが激減する主な原因

はじめに結論から申します。私の経験から申し込みが激減した理由を列挙してみました。


  1. ホームページアドレス(url)を変更した際に、転送設定(リダイレクト)を行っていなかった
  2. タイトルタグの大幅変更、または重複タイトルの多用
  3. 致命的なリンク切れ、リンクエラーがあった
  4. 予約(申し込み)がわかりにくくなっていた
  5. ユーザーの知りたい内容(情報)にたどり着けず、迷いやすい構成になっていた
  6. 以前のホームページurlが、検索エンジン上に存在していた
  7. ページ数が大幅に減っていた
  8. 貴重な記事を削除していた。又は内容が悪くなった
  9. クロール停止設定が解除されていなかった
  10. プロトコルの変更(例 http→https)をしたが、転送設定をしなかった
  11. サブドメインの変更をしたが、転送設定をなかった
    (例 https://xxxyyy.com→https://www.xxxyyy.com)
  12. ホームページの読込速度が遅くなった

事例は他にもたくさんありますが、比較的、起こりやすい事例を列挙しました。

もし、ここで紹介した内容に当てはまった場合、検索上位に表示されていたページが表示されなくなって、アクセス数が激減し、申し込みが激減することがあります。

また、アクセス数は減っていないにも関わらず、申し込みが激減した場合は、ホームページの構成や文章の中身に問題があります。

これらの事例の項目については、次回より詳しく解説していきます。