前回に続き、個人スクールの集客・宣伝法について解説いたします。

検索エンジン広告で試した結果

当スクードとライバルスクールの強みと弱みの分析を行いました。
この分析をもとに、宣伝を行うことになりますが、基本的にライバルのスキマと当スクールの強みの部分で宣伝・広告を行うと効果が出やすくなります。

そこでどのような宣伝を行ったかと言いますと、検索エンジン広告になります。

まず、2カ月間は、ヤフーとグーグルの検索エンジン広告で試しました。検索エンジン広告とは、キーワードを検索エンジンに入力して、一致したときに広告が表示される広告になります。しかし、こちらの広告で試したところ、実は成果が出なかったのですね。

ディスプレイ広告で試した結果

私はあれっ?て思いまして、そこで次にディスプレイ広告を試しました。その結果、1ヶ月少しの間で成果が3件ありました。

成果3件の内訳は、短期か基本が応用コースかは忘れてしまいましたが、例えば、一番金額の低い短期コースだったとしても1件で9万数千円になります。3件とも短期コースだとしても30万円近くの収入があったわけなんですね。
これに対し、広告費は確か1万数千円でした。

1万数千円の広告費に対して、30万円近くの売上があり、ほとんどの売上が利益になりますので、極めて費用対効果がよいことになります。

このように強みをうまく宣伝したところ、素晴らしい結果が出るようになったんですね。

強みを広告やホームページで宣伝する

あとは、強味を広告に書くのは当然ですが、ホームページにも当スクールの強みを明確に書いておく必要があります。チラシでもそうですけれど、「当スクールは何が強みなのか」ということを、「わかりやすく」「簡潔に」「明確に」アピールしていくことが大切になります。

あと1点、補足的に説明を加えますと、ディスプレイ広告がうまくいった後に、もう一度、検索エンジン広告を試してみました。

ディスプレイ広告の結果から、検索エンジンのキーワードや広告の内容を見直して検索エンジン広告を出したところ、費用対効果でよい結果が出るようになりました。
今現在は、ディスプレイ広告と検索エンジン広告の両方を使って集客しております。

当スクールの仕事は仕事を引き受けてから5年近く継続して行っており、その間もずっと成果が出ております。いずれ、検索エンジン広告とディスプレイ広告の詳細な設定方法については、別の動画で紹介していければと考えております。

こういうことでスクールの集客法について解説いたしました。
皆様の集客成功のヒントにお役立ていただければ幸いであります。
(続く)

個人スクールの集客・宣伝法


■スクールを県内に設立したが、生徒が集まらなかった。
現状:県内の生徒は東京の学校まで通っていた
■自社とライバルの強み・弱み分析を実施
なぜ、県内のスクールでなく、遠い東京まで通うのかを調査
■ライバルスクールの強み分析
①先生の人数が充実 ②長年の運営実績
③資格の取得実績が豊富
④生徒が多い ⑤教室がいくつもある  ⑥認知度が高い
■ライバルスクールの弱み分析
①授業料が高い
②夜間がなく、サラリーマンは厳しい
③他県から通うのがしんどい
■当スクールの弱み
①実績がまったくない ②生徒は0人 ③先生が1人のみ
③部屋は一つ
■当スクールの強み
①駅前すぐ(地方の人は通いやすい)②夜間あり(サラリーマンでも通える)
③短期、基本、応用コースあり ④受講費がとても安い
⑤独立・就職支援あり ⑥分割可
■強みを中心に宣伝
①2か月間、検索エンジン広告で試したがイマイチ
②ディスプレイ広告 成果多数→費用帯効果がとてもよい