本日は社労士、会計士、税理士の宣伝法について解説してまいります。

社労士・会計士・税理士の集客法

社労士は、企業の労務管理や社会保険に関する相談・指導を行っております。そして会計士、税理士は企業の決算業務や月次処理を行っております。ただ、社労士、会計士、税理士の資格者はかなりの人数になっているため、競争が激化しております。よって、事業の立ち上げや軌道に乗せるのに、大変な苦労をされていることと思います。

そこで、私のお客様の社労士と会計士・税理士の中に特定の分野や市場に絞り込んで軌道に乗せて成功した人がおりますので、この件について解説していきます。

最初に社労士の方から説明していきたいと思います。まずどういうことを行って軌道に乗ったかを言いますと助成金の申請代行、それから採用支援になります。多くの会社では助成金を活用したいと思っているのですが、申請まで至るのはごく稀です。多くの会社が申請に至らない理由として2つあります。

一つ目の理由が申請書類を作るのが面倒というのがあります。事業計画書もつくらないといけないので、初めて書く人にとってはけっこうしんどいのですね。

2つ目としまして、やはり社長さんは忙しいので、申請書類を作る時間がないという理由です。こういった理由から助成金が欲しくてもなかなか申請に至らないといういうことがあげられます。

もう一つ補足的な例として、「そもそも、どういう助成金があるか知らない」という人もおります。助成金は、年々新しい助成金ができたり、代わったりすることがあり、こういった情報が入りにくいという理由が一部あります。

助成金には創業助成金、新しい設備を入れるときの助成金、IT導入助成金、省エネ助成金などのたくさんの種類があります。さらに有効なのが採用助成金になります。特に2008年以降のリーマンショックで失業者が増えました。国を上げて失業対策をしなくてはいけないので、従業員を採用するところには助成金を積極的に出していく流れがありました。

こういった助成金の情報を企業に紹介していったところ、今回紹介した社労士は軌道にのったんですね。そして、失業率が改善した今でも、雇用助成金は国から積極的に出ており、特に正社員雇用に対する助成金には力を入れております。
(続く)

社労士・会計士の集客「特定の分野、市場の囲い込み戦略」


1.社労士→助成金の申請代行業、採用支援
2.税理士→治療院に特化した会計業務
3.競合が少なければ価格競争になりにくい
4.メルマガ、ブログ、セミナーで有益な情報を提供
5.自分をブランディングする