PODとは、プリントオンデマンド(Print On Demand)の略です。
「On Demand」を日本語に訳すと「要求に応じて」であり、「Print」は印刷と訳します。つまり、PODは、要求に応じて印刷するという意味になります。
POD出版のメリット
■1冊単位からの受注制作が可能
■在庫なしで始められる
■日本最大の書籍販売サイト、アマゾンで販売が可能
■少額、または実質0円で紙の本(ブック本)が実現
■注文後、最短翌日で配送が可能
■販売価格を自由に設定できる
出版には大きな費用がかかります。あなたが全国的に有名な人であれば、出版社が全額費用を負担することもありますが、多くの人はそうではありません。
例え、地元で有名な社長や医者であっても、出版社がすべての費用を負担する可能性は、極めて低いのです。実際に地元では有名な医師や経営者が、出版社に出版の見積りを依頼したところ、300万円以上の見積りが提示されることは、普通にある話なのです。
商業出版
商業出版は、本の制作費用を出版社側が負担する出版形態を言います。ただし、商業出版にも様々な形態があり、必ずしも全額負担になるとは限りません。
本の制作にかかる費用を出版社がすべて負担しても、本の編集や企画を行うコンサル費用、書店やネット通販への販促、新聞広告の費用は著者が負担する場合もあれば、これらの費用のすべてを、出版社側が負担する場合もあります。
しかし、制作費用から本の編集、宣伝等の全ての費用を出版社が負担するケースは、著名人か相当の実績を積んでいる人に限られます。
多くの人は商業出版が実現しても、ある程度の費用負担を負っていると言えます。
さらにベストセラーを実現するために実績のあるコンサルタントに依頼すると、結局、数百万円の費用が発生してしまうことさえあります。
自費出版
自費出版は、本の制作費用を著者自身がすべて負担する形態を言います。自費出版の場合は本の制作費用の他に、企画・編集、校正作業、販促・広告宣伝にかかる費用はすべて著者が負担することになります。
ネット上では低コストで自費出版ができるサービスを見かけますが、低コストの場合、印刷費用だけで、編集や校正作業の費用は含まれていないケースが多いです。
結局、校正やネット販売などの手続きを出版業者に依頼すると、300万円以上の費用になってしまうのです。
POD出版がお勧めの理由
「いつか自分の本を出版したい」と願っている人は多いでしょう。しかし、費用のハードルが高く、出版を実現できないのが現実です。
そこでPOD出版がお勧めです。POD出版は、あなた自身が原稿をつくり、さらに表紙作成や校正、 登録作業を行えば、実質0円で出版できる可能性を秘めています。
仮に表紙をつくれなくても、5千円~1万円で優れたデザインの表紙を作れる業者は、たくさんあります。
さらに販売開始前に1冊の見本を作って、自分で確認したとしても、2千円はかからないでしょう。
さらに多くの自費出版にあるように、「最低300冊の在庫を持つ」ようなことはありません。売れてから1冊ずつ制作できるのがPOD出版の特徴です。
POD出版は、極力費用を抑えることができ、ワードを使って原稿をつくることができます。
ちなみに私自身のことになりますが、見本1冊(1500円前後)と、インターネットなどの通信費用を除けば、実質0円で出版し、アマゾン販売を行っています。
POD出版の制作実績
出版はブランド化・営業力アップに大変有効
さらに本を出版したことで、次の効果も得られます。
■セミナー講師、ゲスト講師として招待される
■営業時に、お客様の目が止まる
■異業種交流会で競合との大きな差別化になる
■専門家やプロとしての信用度のアップ
■ファンや顧客獲得、人脈を広げられる
異業種交流会に参加すると、当然、同業のライバルがいます。しかし、名刺に著書が紹介されているだけで、注目度がぐんと変わります。なぜなら本を出している人は周りにほどんどいないからです。
名刺交換で、本の出版を話した直後に、「講師をしてくれないか」と頼まれたことが何度かありました。
このように本の出版は、あなたの人生を変え、あなた自身のビジネスのステージを一段も二段も高めることができます。