《目 次》
はじめに
第1章 Kindle出版の7つの大きなメリット
■メリットその1:0円、あるいは少額でアマゾンに掲載が可能
■メリットその2:出版までに時間がかからない
■メリットその3:ページ数が少なくても済む
■メリットその4:著者という肩書きが使える
■メリットその5:営業力・信用度を高められる
■メリットその6:実績が乏しいからこそ本を書く
■メリットその7:自分より知らない人を対象とする
第2章 本の内容を決める5つのポイント
■ポイント1:「自分がやりたいこと」+「ニーズのあること」を選ぶ
■ポイント2:業種・業界のターゲットを絞る
■ポイント3:自分の強みを発見する
■ポイント4:どうしても強みが見つからないときの対処法
■ポイント5:特定の業種に絞ったKindle本出版コンサルへの道
第3章 目次の自動作成、原稿のE-pub形式への簡単な変換法(動画解説付き)
第4章 表紙の簡単な作成法(動画解説付き)
第5章 KDPアカウントの取得方法(動画解説付き)
第6章 キンドル本の出版申請の手順(動画解説付き)
最後に
本書を読まれる人の中には、すでにKindle本をつくったことのある人、これからつくろうとしている人もいると思われます。
Kindle本の作り方についての本はたくさん販売されていますが、実際に本を買ってKindle本をつくってみると意外と難しいです。
もちろん、本の内容を理解してKindle出版までたどり着けた人もいるでしょうが、本を読んでもわからなかった人もきっと多いでしょう。
実は、私自身もKindle本の作り方の本を何冊か購入しましたが、結局、Kindle出版までたどり着くことができませんでした。
私の選んだ本は、初心者向けのものばかりを選んだにも関わらず、Kindle出版を実現することができなかったのです。その後、ネットなどで調べて、苦労してKindle出版にたどり着けましたが、私のように本をたくさん買ってもKindle出版を実現できなかった人が多いことにも気づきました。
どういったところでつまずいたかというと、まず多かったのが「目次の作り方」。意外とこれが大変な作業です。原稿をワードで書く人が多いと思いますが、ワードを使いこなせている人なら難しくないかもしれません。しかし、使いこなせていない人にとっては、目次をつくる作業がけっこうやっかいです。
それから、Kindle出版するにはファイル形式をKindle用にする必要があります。
Kindle用のファイル形式は「E-pub」と言いますが、ネットに慣れていない人からすれば、「E-pub」形式と聞いただけでも頭が痛くなります。
この「E-pub」形式に変換するのが意外と難しいのです。
そして、どうにかして「E-pub」形式に変換できても、実際にアマゾンへの出版申請の際、ファイルを挿入したときにファイルが読み取れずエラーになったという経験をされた人もいるでしょう。少しでも設定を誤ってしまうとエラーになってしまうのです。
それから表紙の作成です。よくある事例として紹介されているのが外注を活用することですが、外注する費用さえ出したくない、出せないという人は多いでしょう。
そこで、外注しなくてもできる方法としてイラストレーターを使ったり、無料のソフトを使って表紙を作ることがよく紹介されていました。ただ、私はイラストレーターはもちろん、無料のソフトさえうまく使えませんでした。無料のソフトを使おうとしても、ソフト初心者にとっては簡単に扱えるものではありませんでした。
そして、どうにかして原稿と表紙を完成できても、Kindleアカウントの取得作業が煩雑すぎて作業が止まってしまう人。
最後のアマゾン出版の申請作業で、入力項目がたくさんあって、項目の意味が分からず、あと一歩のところで止まってしまう人もいました。
今回、本書で紹介している内容は、私自身が実際に行き詰まったところでもあります。
そこで、本書の目的としまして、多くの人がKindle出版で行き詰ったところを中心に取り上げ、さらに簡単なやり方でクリアできる方法をまとめ、Kindle出版を簡単に実現する方法を動画解説を交えて紹介しました。
この方法は、すでにセミナーで紹介して好評だった内容で、「これならつくれる」という声をたくさん頂きました。
基本的に難しいソフトは使いません。皆さんが、日常、普通に行っている作業の延長上でKindle出版が実現できる方法を紹介しています。ワードで文章が書いたり、メールが使えるスキルがあれば、十分に活用できる内容となっています。
Kindle出版を早く実現するためには細かい設定は後にして、全体の流れを先に知っていただくことが大事です。このような流れで行えば、Kindle出版は驚くほど簡単に実現できるというイメージをもつことが大事になります。
Kindle出版が「こんなに簡単にできた」「これなら自分もできそうだ」という実感を掴んでいただき、自分が著者となってアマゾンに自分の本が販売されることを願って本書は作られています。
夢のアマゾンKindle出版に向け、本書が皆様のお力になれれば幸いであります。